2015年2月2日月曜日

ヒラリー・ハーン/バルセロナ交響楽団/大野和士@L'Auditori②。

2015年1月31日

ヒラリー・ハーン/バルセロナ交響楽団/大野和士@L'Auditori Sala Pau Casals。

昨日はメインのラフマニノフが消化不良な印象でしたが、今日の演奏はいかに?

演奏:バルセロナ交響楽団
指揮:大野和士
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン

曲目:
カサブランカス:Sogni ed epifanie. Un bagliore tra notti (Rafael Argullol)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ラフマニノフ:交響曲第2番

今日もカサブランカスの曲は見事な演奏。
下の写真のカサブランカスのこの上ない満足げな表情が全てを物語っています。



続くヒラリー・ハーンの演奏も昨日に引き続き素晴らしい演奏。昨日は時には外の向いた大胆な表情を見せる演奏でしたが、今日はちょっと抑えめの内側に深く掘り下げていくようなさらに精神性の高い気高い演奏。見事な演奏に感動するしかありませんでした。
(今日の演奏ではちょっとしたトラブルが発生しました。大野和士が指揮台に立つとあるはずの指揮棒はなく、スタッフに持ってくるように指揮するもののなかなか出てこないので第1楽章は指揮棒無しで指揮をしていました。カサブランカスの曲が終わった時にステージマネージャーが楽譜と一緒に片付けてしまってようでした。)


問題のラフマニノフですが、昨日と打って変わって今日はオーケストラのアンサンブルが引き締まり大野和士のシャープな持ち味か生かされ演奏に変化していました。オーケストラの音色も洗練され艶やかでいつもは「木綿」のような音色が「絹」のように滑らかで上質な音色に変化していました。やはり特質すべきは第3楽章。旋律はよく歌い、直向きなロマンチシズムは感動的でした。今日の演奏だけでも十分な名演ですが、翌日にはさらなる進化と遂げることになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿