2015年4月12日日曜日

バーデン・バーデン観光。

2015年4月4日

夕方までコンサートがないので市内観光。

この日は一日中雨が降っていてさむかったので、まずはフリーダー・ブルダ・コレクション美術館へ。
(写真は快晴となって翌日のもの)
 劇場。

クアハウス。


シュトゥルザ礼拝堂。

トリンクハレ。




ロシア教会。

フリートリッヒ浴場。

僧院教会。



新宮殿。

 旧城。
市街地から歩いて行きましたが、1時間強の山の登りで、雨の中の行くのは結構辛かったです。


2015年4月11日土曜日

ベルリン・フィル・イースター音楽祭 in バーデン・バーデン①「Good Friday Music Festival」

2015年4月3日

イースター祭のベルリン・フィル・イースター音楽祭へ。

会場はバーデン・バーデン祝祭劇場。

 かつてのバーデン・バーデン駅を改築し、1998年にできた新しい劇場です。




 現代的な内装でほぼ正方形の形状で、各階の高さが余裕を持って取られ縦に高くなっている劇場。奥行きがないので3階席でもステージが近く感じられます。やや音が篭る印象ですが、音響もなかなかいいと思います。


曲目:
①Suite from the works of G. F. Handel
1. Let the bright seraphim "(Allegro) - aria from the oratorio" Samson "
2. Eternal Source (Largo) - Aria from "ode f or the birthday of queen Anne"
3. La réjouissance (Allegro) - 4th movement from the "Fire-erksmusik"
演奏:The Berlin Philharmonic Brass

②Giovanni Battista Pergolesi:Stabat mater
演奏:Berlin Baroque Soloists
ソプラノ:Anna Prohaska
メゾソプラノ:Isabelle Druet

③Franz Schubert:Song of the Spirits over the Waters
演奏:Members of the Berliner Philharmoniker
指揮:Sir Simon Rattle
合唱:Male choir of the Philharmonia Choir Vienna

④Richard Strauss:Metamorphoses for 23 solo strings
演奏:Members of the Berliner Philharmoniker
指揮:Sir Simon Rattle

1曲目のヘンデルではベルリン・フィルのブラス・セクションの名人芸を堪能。

2曲目のペルゴレージでは二人のソリストの素晴らしい歌が印象的でした。

3曲目のシューベルトは合唱が荒く、美しくなかったのでが非常に残念でしたが、ベルリン・フィルのメンバーによる演奏は非常に音楽的で素晴らしかったです。

4曲目のR.シュトラウスが白眉で、有機的で官能的な響きは70年代のカラヤン/ベルリン・フィルのこの曲の名録音を彷彿とさせました。


コンサートの後はこの地方の名産という高級アスパラグスを。


ロイヤル・ブラッド in バルセロナ2015。

2015年3月31日

ロイヤル・ブラッド@Sala Apolo。

本来は昨年の11月に行われる予定でしたが、延期され本日に。
本日、バルセロナに到着したばかりの後任の先生(やはり音楽好き)と早速一緒にライブへ。

 前座はBad Bleeding
基本はハードコアパンクで、終始シャウトしているので何を歌っているのか全くわかりませんでしたが、ギタリストがヴォーカルをどついたり、踏みつけたり酷い扱いをするなどコミカルなステージ・アクションが面白かったです。

 いよいよロイヤル・ブラッドの登場ですが、技術を盗まれたくないのか、噂通りエフェクターは布で隠され、
 チューニングもベースを裏返してこちらからは見えないようにしてやるという徹底ぶり。

 身も蓋もないことも言ってしまうとホワイト・ストライプスやブラック・キーズのパクリのような気もしないわけではないですが、久しぶりにイギリスから元気のあるロック・バンドが出てきたことは喜ばしいこと。約1時間、アンコール無しのステージはタイトで純粋にカッコよかったです。






2015年4月1日水曜日

ミシェル・タバシュニク/バルセロナ交響楽団、ピエール・ブーレーズ生誕90周年記念コンサート。

2015年3月29日

ミシェル・タバシュニク/バルセロナ交響楽団、ピエール・ブーレーズ生誕90周年記念コンサート@L'Auditori Sala Pau Casals。

今日は3月26日に90歳になったピエール・ブーレーズの生誕90周年記念コンサート。
指揮は検索すると「カルト教団」、「集団自殺」と恐ろしいキーワードが登場するミシェル・タバシュニク

プログラムはそれぞれブーレーズに関係のある曲とのこと。

演奏:バルセロナ交響楽団
指揮:ミシェル・タバシュニク
副指揮:カイサ・ローセ*

曲目:
ワーグナー:楽劇「パルジファル」第1幕への前奏曲
ピエール・ブーレーズ:典礼 - ブルーノ・マデルナの追憶に*
R. シュトラウス:交響詩「死と変容」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」

曲の解説はミシェル・タバシュニク(ジュネーブ出身)はフランス語で、通訳の人は当然それをカタロニア語に訳していたのでどちらもわからない私には何を言っているのかよくわかりませんでしたが、最初のワーグナーはそれまでロマン派の濃厚な演奏が当たり前だと思われていたバイロイト音楽祭で1976年ヴォルフガング・ワーグナーパトリス・シェローとブーレーズの三人が作り上げた衝撃的で今では伝説的な分析的で透明なワーグナーの演奏へのオーマージュとのことでした。ミシェル・タバシュニクの演奏は本当に見事なくらいにオーケストラが良く鳴りいつもの1.2倍のくらい大きな音が出ているような印象で、タバシュニクのやっていることは単に拍子をとっているだけなのですが、見事な演奏に仕上がっていました。

 次のブーレーズの曲は指揮者の2人を必要とし、幾つかのグループに分かれた演奏者たちに音楽が複雑に絡み合う音楽でした。こう書くと非常に難しい音楽のように感じるかもしれませんが、実際の音楽はそれほど難しいものではなく、素直に楽しめる音楽になっていました。

 次のR.シュトラウスに関しても何かコメントしていましたが、「ロマン派がどうのこうの」と言っていたのはわかりましたがなぜこの曲が演奏されたのかわかりませんでした。演奏はやはり当たり前に様に淡々と指揮をしているだけですが、出てくる音楽は美しく芳醇な響きで素晴らしかったです。

 最後のラヴェルはもちろん同じフランスの作曲家で、ブーレーズ自身もいくつか録音を残しています。これまた気持ちの良いくらい鳴りのいいヴィヴィットな演奏でした。

 「カルト教団」、「集団自殺」とか怪しいキーワードのせいであまりいいイメージを持てずに会場に向かったコンサートでしたが、結果はとても素晴らしいコンサートでした。

この日の演奏はこちらから聞くことができます。

2015年3月29日日曜日

Judith Jáuregui/Orquestra Camera Musicae/Tomàs Grau@カタルーニャ音楽堂。

2015年3月28日

Judith Jáuregui/Orquestra Camera Musicae/Tomàs Grau@カタルーニャ音楽堂。

演奏:Orquestra Camera Musicae
指揮:Tomàs Grau
ピアノ:Judith Jáuregui

曲目:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ベートーヴェン:交響曲第5番

Judith Jáureguiは1985年スペインのサン・セバスティアン生まれ。CDもでしているようですが、公式ウェブサイトが彼女の写真で埋め尽くされていることから推測するにヴィジュアル重視で売り込んでいるのではないかと思います。ピアノのテクニックは並でアマチュアに毛が生えた程度で、如何にも情熱的に引いていますよ、と言わんばかりのワザとらしい演奏は中身が全くなく非常に外面的な演奏でした。


Orquestra Camera Musicaeは2006年タラゴナで結成された室内オーケストラ。汚い音色で全く魅力のないオーケストラでした。

指揮者のTomàs Grauは全く緊張感のない弛緩した指揮をしていました。

観光客相手のカタルーニャ音楽堂の小遣い稼ぎ的なコンサートに間違って行ってしまったようです。

フィリップ・ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、バッハ:「ヨハネ受難曲」@L'Auditori。

2015年3月27日

フィリップ・ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、バッハ:「ヨハネ受難曲」@L'Auditori Sala Pau Casals。

演奏:コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ
テノール(福音史家):Thomas hobbs
バリトン(イエス):Florian Boesch
ソプラノ:Grace Davidson
アルト:Damien guillon
テノール:robin tritschler tenor
バス:Peter Kooij

曲目:J.S.バッハ:「ヨハネ受難曲」

 ヘレヴェッヘの指揮はフワフワとして曖昧で恐らく慣れていないとかなり分かりにくいと思いますが、そこから生み出される音楽は純粋で清潔感あふれるものでした。
 ソリストではソプラノのGrace Davidsonのこの世のものとは思えないくらい美しい声が印象に残っています。


フィリップ・ジャルスキー・リサイタル@リセウ大劇場。

2015年3月25日

フィリップ・ジャルスキー・リサイタル@リセウ大劇場。

 この演奏会は24日に起きたジャーマンウィングスの飛行機事故の犠牲者、特に23日までリセウ大劇場で行われていたワーグナーの楽劇「ジークフリート」に出演していたアルベリヒ役のオレッグ・ブリジャックとエルダ役のマリア・ラドナーに捧げられました。公演前には劇場の前で2分間の黙祷が行われました。この「ジークフリート」の公演はダブルキャストであったため、私が見た21日の公演が二人の歌手の最後のステージとなってしまいました。演目上、出番が多かったわけではないのでそんなに強い印象は残っていませんが、主役のジークフリートが精彩を欠く中、この二人は健闘していました。日本のニュースではあまり伝えられていませんが、マリア・ラドナーはご主人とまだ赤ん坊のお子さんと共に事故に巻き込まれてしまったようです。心からご冥福をお祈りします。

演奏:
カウンターテナー:フィリップ・ジャルスキー
ピアノ:Jérôme Ducros

曲目:
Gabriel Fauré: Clair de lune, Green

Reynaldo Hahn: En sourdine

Poldowski: Colombine

Charles Bordes: O triste était mon âme

Claude Debussy: Prélude de la suite bergamasque pour piano

Gabriel Fauré: Mandoline

Déodat de Séverac: Le ciel est par dessus le toit

Ernest Chausson: Ecoutez la chanson bien douce

Poldowski: Mandoline, La lune blanche

Emmanuel Chabrier: Idylle des pièces pittoresques pour piano

Reynaldo Hahn: d'une prison

Claude Debussy: Fêtes galantes I ( En sourdine- Fantoches- Clair de lune)

Léo Ferré: Ecoutez la chanson bien douce

Jozef Szulc: Clair de lune

André Caplet: Green

Reynaldo Hahn: Chanson d'automne

Camille Saint-Saëns: le vent dans la plaine

Léo Ferré: Colloque sentimental

Claude Debussy: Clair de lune de la suite bergamasque pour piano

Gabriel Fauré: C'est l'extase

Ernest Chausson: Apaisement

Claude Debussy: Mandoline

Arthur Honegger: Un grand sommeil noir

Claude Debussy: l'Ile joyeuse pour piano, Fêtes galantes II ( les ingénus, le faune, colloque sentimental)

Charles Trenet: Chanson d'automne


コンサートはフランス歌曲、オペラからのアリアで構成されたコンサート。フィリップ・ジャルスキーの爽やかの美声が堪能できるコンサートでした。